3091 ブロンコビリーを購入した理由
こんにちは、えりまきです。
2020年7月22日(水) にブロンコビリーを新規購入した理由を書きます。
ブロンコビリーHPより
◆はじめに
ブロンコビリーは東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)を中心にステーキレストランチェーンを運営しています。2008年からは関東地区への出店を開始し、2014年からは関西地区への出店も開始しており、今後の業績アップが期待できる銘柄です。また、ステーキレストランのブロンコビリー専業の国内レストラン企業で分かりやすいビジネスモデルが魅力だと考えています。
ブロンコビリーHPより
◆専業の国内レストランチェーンが魅力な理由
チェーン店は既存店舗が売上げ・利益を維持した場合、同じくらいの売上げや利益を出せそうな場所に新規出店すれば出店した分だけ、売上げと利益が増えます。
例えばブロンコビリーは2020年の下期に128店舗になる予定ですが、翌年までに既存店と同レベルの店舗を物流が可能な範囲で新規13店舗出店した場合、業績は約10%の向上が見込めます。つまり株価も10%の上昇が見込めることになります。店舗の出店と退店の数から業績を予想しやすいことが魅力となっています。
日本の製造業は海外比率が高いため海外情勢の理解が必要であったり、主力製品の理解が業績を予想する上で必要になるかもしれませんが、国内レストランチェーンは身近で想像しやすいですよね。
さて、話を戻して購入した理由を記載していきます。
◆購入理由① -自身の定めた投資ルールに適合している-
私は売買ルールを決めています。ブロンコビリーがルールに適合しているかをまず確認します。下図が私の売買ルールです。
売買ルール
条件1 高成長銘柄 PER30倍以下 OK!
⇒2020年7月22日(水) に2,108円で購入。前期EPSから算出した実力のPER 20.6倍のため良いと判断しています。ブロンコビリーは直近10年で営業利益を2倍以上に成長させている高成長企業のため30倍以下であれば良いと判断しています。コロナ前の実力値で現在株価を評価するとPER何倍かを評価してみました。これはコロナ中は大体の銘柄が一時的にマイナスになり、ポテンシャル値よりも予想PERは大きく下がってしまい参考にならないため、前期EPSを使用して計算しました。
ブロンコビリーIR資料より 営業利益が直近10年で2倍以上になっている
条件2 自己資本比率30%以上 OK!
6月30日決算時の自己資本比率は68.9%です。十分な自己資本だと考えています。また新型コロナ対策として三菱UFJ銀行から50億円長期借入を実施しており資金の不安は見当たりません。
ブロンコビリーIR資料より 自己資本比率68.9% 長期借入金50億円
条件3 成長・業績回復見込み企業 OK!
成長性とコロナ後の業績回復に関しては疑っていません。財務が健全なためこの苦しい時期を乗り越えてくれるでしょう。そして、店舗数が128店舗程度のため成長の余地が十分あります。参考として2020年現在の有名飲食チェーンの店舗数を記載します。
ガスト 1350店舗
ジョイフル 761店舗
ココス 579店舗
びっくりドンキー 331店舗
ジョナサン 288店舗
ビッグボーイ 259店舗
ロイヤルホスト 220店舗
店舗数 出典元:Digital Advantage
2019年までのブロンコビリーの店舗数推移は下図のようになっています。
ブロンコビリーIR資料より 店舗数は拡大傾向を維持
条件4 15%以上の株価上昇が期待できるタイミング OK!
コロナ後の回復見込み(+15% 2100円→2415円)と素地の成長(+5%)で計20%の上昇を期待しています。
Google Financeより コロナ前は2,600円台だったため2,400円台は見込めるか!?
上記の通り、自身の売買ルールを満たす良い銘柄であったため購入に至りました。また、ブロンコビリーには他にも買い材料があるので箇条書きで紹介します。
◆購入理由② -その他 買い材料-
・本来の実力値は営業利益率が高く10%前後
・居酒屋と異なり業績回復が早いと予想される
・関東進出の投資(ステーキ工場建設)を2014年に実施し回収段階と予想されること
・ブロンコビリー専業でビジネスモデルが明確
・飲食チェーンであり、 店舗数が下期に128店舗になる見込みで伸び代があること
・配当性向 30%以下 (内部留保と株主分配のバランスが良い。)
・閉店予定の6店舗をこのタイミングで減損損失として計上した事
・IR資料が分かりやすい
・RSI30以下
・時価総額が316億円と低く伸び代が十分
・割とクオリティの高いサラダバーは定評がある
・国内完結ビジネスのため、米中貿易摩擦や他国の(コロナの)影響を受けづらい
今まで良いことばかり書きましたが懸念点も記載します。
◆懸念点
・ソーシャルディスタンスで座席間隔をあける期間が長引けば業績回復が遅くなる
・サラダバーにスニーズガードをつけているが、コロナ対策として十分か?
ブロンコビリーIR資料より コロナ対策のスニーズガード、この対応は十分か?
最後にブロンコビリーの期待度を5段階評価で示します。
◆期待度
成長力 ★★★☆☆
割安性 (2,108円の場合) ★★★☆☆
安定感 ★★★★★
総合期待度 ★★★★☆
総合期待度は4とかなり評価しています。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
それではまた。
※株式投資は自己責任でお願いします※